テーマの決定とログライン

早速、物語のテーマを決めていきましょう。

今、あなたは何か喜びの体験しているでしょうか?何かに怒りが、哀しみが、そして楽しみがあるでしょうか?

まず、そういった喜怒哀楽、「感情」を吐き出してみましょう。

・喜び
・怒り
・哀しみ
・楽しみ

この中で最も熱量の高い出来事が、今書ける最高のテーマです。2時間それについて語れたらゴールまで書けるでしょう。まずは、人に読まれることを意識するよりも、自分がどれだけの熱量で書けるのかを確かめましょう。何故ならば、あなたは職業作家ではないからです。職業作家であれば、様々なテーマについて緻密に調査し、市場を意識したテクニックと創作性で大衆を魅了しますが、あなたはそうではないはずです。

まずは、自分の棚卸しから始めてみるのが鍵なのです。

ただし、テーマはテーマなので作品のディティールではなく作品の根底に広がるものでしかありません。ですので、現代劇であればリアルさが増すでしょうし、ファンタジーなど架空の話であればメタ的な話として世界観を作る役目になります。

例えば、ご自身の辛い幼少期の実体験を主人公に重ね合わせ書くのであれば、リアルでもファンタジーでもどちらでもいけますし、どうしても現代だからこそ起こりうる悩み(インターネットなど)だとしたら、現代劇に落とし込むか、異世界転生話やVRなどマルチバースな世界観に溶け込ませるなど、そこはテクニックになります。

それよりはまずは何を人に伝えたいのかをしっかりと洗い出してみることが先決です。

私であれば、絆です。人との絆とは脆くもあり強固でもあるという事をいま実体験として感じていて、そういったものを作品を通して伝えていきたいと思います。

テーマ
 人と人とをつなぐ絆とは儚くも脆く、そして薄くても強く結びついている
初めから一緒にやっているからその絆は強いと初めは思っていましたが、意外とそれは脆く、ちょっとしたほころびから崩壊するものです。血の結束なども幻だし、友達だからというのも幻想で、プロ同士の本気こそが強い結束を生むということがわかりました。これをこれから作る話にぜひ盛り込みたいなと思っています。

次に、ジャンルを決めたいと思います。が、ここは一旦元々体験型の面クリア型RPGを模した、VRゲームという時代遅れの設定にしてみます。現実世界で、スタジアムに集められ意識をサーバに転送され、その中で7つの世界を跨いでクリアするという話です。

ですが、当時書いた時、どうしても面白くありませんでした。

【プロット】ソーシャル・ゲヱム

そこで、チーム制にした時に、チームメンバー6人が一人でも欠けていればゴールできない。しかし、誰であろうと6人でゴールすれば問題ないとするという設定を入れようと考えました。つまり、キャラクターチーム同士で戦闘があるため、そのチームに勝利した場合、チームに欠損があれば、その敵対したチームから欠損した分補充できるという仕組みです。つまり、生き残ったキャラクターは強いか運があると考えました。そうなると、弱いキャラクターは段階的に削られ、強いキャラクターだけが生き残ります。弱くても運があるキャラクターは残りますし、守られるキャラクターも生き残れます。命は一つしか無いという所が重要です。また、離脱することも可能なため、より混沌とした話ができると考えました。

ログラインを決める

 ログラインとは、一文で話の筋を簡潔に説明するためのもので、シンプルに言えば、誰が何してどうなった、です。5W1Hで書いても良いですが日本語で50文字ぐらいでシンプルに、英語なら10word程度で、伝えてください。あなたのお母さんにも分かるように。起業家であれば、エレベータピッチ用の10秒ピッチを考えろ、です。

 本当であればログラインを決めるためには主人公の細かい設計を先にする必要がありました。ですが、ここは群像劇的だろうと以下のように当時は決めました。

スマホ内のソーシャルゲーム同士がひとつとなった世界に魂を吸い込まれた人々達の脱出劇

VRという設定というよりはカナル型イヤホンをつけた人たちが何かしらの音波を受け取ってサーバに魂が量子化され転送されるという変な設定をしてみました。こうなるとソードアート・オンラインに近くなりますが、ゲーム設定がよりチームバトルを重視していたり、面クリア型で違うワールドを飛び回る必要があるので、だいぶ違う話になります。

これをもう少しひねるためにはキャラクターの造形が必要になります。ではシノプシスを作る前にキャラクターの造形を次回、作ってみましょう。

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