【映画批評】ディスティニー鎌倉ものがたり

山崎貴監督作品。ALWAYSと同じ編成。

何がディスティニーなのか全くわからなかったが最後まで見たらわかるわけだ。答えは簡単だったけど、ネタバレなので言わない。

さて、プロットがしっかりしている作品は本当に面白いし、役者の特性を上手く使っている。ちなみに高橋充希はコメディエンヌとして完璧で、古美門の違った、一色の違った堺雅人の嫁である菅野美穂が激怒しないかと思うぐらいのベタベタっぷりで、これはワンチャンあるでと思わずには居られなかった。(そうじゃない)

はっきりって、笑うしか無いのだ。

笑うしかない。

シュールな笑いと、ところどころに仕掛けられた伏線が最後に集約されていくさまはまさにプロットの完成度の高さを物語っている。

評価が高いのも頷ける出来である。

同じ漫画原作の鋼の錬金術師は爆死であるから、如何に原作をいじっても怒られない作品を選ぶのかどうかがこれからの原作ありの作品になるだろう。

マンガは偉大だから、だめなんだよ、中途半端な作り方しちゃ。

壊すなら徹底的に壊すしか無い。ファンが納得するぐらい壊すしか無い。

銀魂もそうだろうと。ちなみに、銀魂にもチョイ役で出てきたムロツヨシは出てきたから。ムロさんほんと演技の幅があっていいよね。

堺雅人の顔芸をさんざん楽しみつつ、中村玉緒ってこんなにやつれていたんだとか、鶴田真由は変わらないなとか、友和さんは友和さんだなとか、役者が一々良い。というか田中泯をここで使ってきたのがいいなと。

大友組なんだけど、上手く使えている。

あと、あの世のあり方がハイデガーというか認識のちから、量子力学。あなたがそう考えたからその世界はそう見える。という、それはまさしく認識のちから。そういう設定をうまく使えている。

後半は何故か韓流ドラマ化していくんだけど、それはそれで楽しいし、電車のシーンなんかはジブリ、千と千尋を思い出す。というか、あの黄泉の世界なんてまんま千と千尋じゃないか!となるとキンは湯婆婆で、ラスボスはカオナシで、堺雅人がハクで、高橋充希が千尋。

何だジブリがやりたかったんだ。いやいや、それだけじゃない。おくりびとというか死者との交信という設定がある。シックス・センスか。

まぁ、色々あって盛りだくさんで楽しい映画だなって思ったし、最後は丸く収まるあたり、年末には良いなと思った映画でした。

来週、ダークサイドの不幸が蘇るのだから、今週はハートフルに生きよう。


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