【今回からPodcast収録と並行しております】 今回も始まりました、Alrma Wave 20.1FM。これまでのX-waveから番組名を変えてお送りします。AlrMA Wave...
【StoryAIユーザーボイス】Vol.4 大手漫画編集からの転身!エンターテック業界で働く松さんが作る技術本
Alrma wave 20.1FM、masahirokjpがお届けするこのポッドキャストはエンターテイメント関連の最新情報や、クロスリバが提供する Story AI に関する情報を提供していきます。
本日は Story AI のインタビューになります。この間ですね Twitter で Story AI とエゴサーチした時に、本日のゲスト松さんが「使ってるよ!」とつぶやかれていただいていたので、是非 Podcast に参加して下さいとお願いしたところご快諾いただきました。
と、いうことで松さんよろしくお願いします。
◆松さん登場
松さん:よろしくお願いします
川合:松さんは、私も今日初めましてなので、簡単に松さんが日頃どんなことをされてるか、ご紹介いただければと思います。
松さん:普段は Twitter のプロフィールだと、xRとvTuberのオタクということになっているんですけれども、IT業界でエンタテイメントの仕事をしています。元々はVR開発に手を出して、そっちからvTuberに興味を持って。
今でも自分の軸足はVRにあるつもりなんですが、仕事としては最近は動画をメインでやっています。
川合:ありがとうございます。真ん中でずっとやられてるって感じですよね。なかなかのエンターテックの人とお話しする機会って最近なくて。昔やられてた方とか知り合いはいるのですが、エンターテックに行こうとしたけどなかなか儲からないんで、もうちょっと広域な VR の世界の方、建物の中に潜りましょうとか、内見しましょうとかの方に走る方が多かったんです。松さんは、エンターテイメントだけでやられてるのは、ほんとすごいなと思います。
◆松さんはどこでStoryAIを知ったのか?
川合:さて、今回その Story AI を見つけていただいてありがとうございます。どこからお知りになられたんですか?
松さん:前回の砂流恵介さんのインタビュー記事がきっかけだったんです。実は砂流さんのファンでして。TwitterでStoryAiを紹介されていて、使ってみようと思いました。
川合:なんか笑っていいともみたいな感じになっちゃいましたね(笑)
松さん:(笑)
◆松さんのグラフを見てみる
川合:グラフ見させていただいただきました。大体皆さんグラフの見方わかんないから入るんです。ですが、映画監督さんは見てすぐわかったとおっしゃいました。ライターさんは砂流さんとのPodcastでも言ってるんですけど、わからないらしいです。
川合:私的には技術者の方が分かりやすいのかなって思ってるとこもあるんですね。ロジカルシンキングじゃないですけど、因果を探ってくっていう感じです。起こったことだから、なぜ起こったのかを探してくアプローチです。だから現象が起きたんだから、それは間違いではないっていうアプローチの仕方をたぶんされるんじゃないかな?と思っています。
川合:ですので、読めた人が中々いないですから、その時点で凄いなと思いました。
松さん:おそらく形態素解析して単語の意味を検出しているんだろうと思っていました。感情が無いところは、意味のない言葉が羅列されているからだろうと判断したんです。
松さん:自分の原稿を書く時に話す様に書くという風にしているんです。○○な感じで〜みたいな言葉で書いていたんですが、よくよく考えると、それ以上の情報が内包されていないので、意味のない文章になっていたと気が付いたんです。だから下がったんだなと。
川合:そのアプローチで文章構成を直せる方だったら、使いこなせます。その通りです。結局 URL とかは下がるんですよ。ただの文字列なので。そこは演算対象から外してあげないと感情平均線が正しく表示されません。そういう細かいチューニングは必要は必要なんですが、そこさえ理解してしまえば、ハックして使えます。
松さん:僕の種明かしをすると、最初のキャリアが編集者から始まっているんですよ。自分が編集している時に何をやっていたかという経験があったので、勘が働いたっていうのがあります。
川合:なるほどぉ。結局このシステム使ってる中で一番相性がいいのって編集者さんなんです。やっぱり出版やられてる方はもう日頃やってることまんまだよねって言ってくるんですね、皆さん。そのようなディレクター能力が高い方やプロデュースが得意みたいな方とは、すごく噛み合いますね。
川合:ちなみに、どの様な編集をやられていたんですか?
松さん:最初は記者で、その次が学術書で、最後が漫画です。漫画が一番長かったです。
川合:そこからエンジニアへ転身された感じですか?
松さん:元々工業大学出身で、プログラムとかずっとやっていて、エンジニアというよりも今もUnityも触れる営業職というのが正しいかもしれません。


StoryAIを使っての体験について
川合:話しを戻しますが、今回使ってみて多分第二稿まで書いていただいていると思うのですが、改善してみた感想をいただければと思います。
松さん:そうですね、やはり自分の読みが当たっていたなと思いました。なぜあそこで下がったのかというのが当たっていました。リストなどの情報の羅列はどうしても必要になるので、各章の最後に持っていくことで改善しました。しかし、別のところに落ち込みがあり、現在はそこを改善中です。現在、第三稿まで進んでいます。
川合:おっしゃる通りです。羅列してる所が下がるから悪いわけではなく、テクニカルライティングの世界だと、当たり前の様に語られてたりするのですが、必要な人にだけ情報を提供すれば良いものは、最後に持ってくるのが正しいです。グラフで出てきた通りに修正かけていただければいいかなと思います。
松さん:気づくまでちょっと時間かかりましたね。どうして、ここでそんなに下がってるのかな?と。私は、原稿をチェックする時に合成音声に読み上げさせているんですね。でも、聞いている分には聞きやすいんですね、そこら辺は。
川合:はい。
松さん:よくよく考えてみたら、文章にしたときはまどろっこしいなと気づいたのです。それに気がつくのに時間がかかったんですね。感情値というよりは、意味値みたいなのがあるんじゃないかなと思っています。意味が有るか無いかみたいな切り口があると、校正しているような人が使う時に役立つかもしれません。
川合:プロの作家さんの作品をみていても、気分が乗ってる時に書いてる場合と締め切りに追われて書いてる場合で、情報の粒度と言うかワンセンテンスに込められてる熱量=意味の深さと連動するとも思っています。そこが欠落すると途端にリズムが悪くなり、グラフも崩壊する傾向にあります。
松さん:ふむふむ。
川合:文章は二次元で表現されていますが、実態は三次元、四次元など多次元に展開されていて、その情報が圧縮されたものが二次元で表現されていると思うんです。StoryAIはそういう情報を(機械学習で織り込んでいるので)多分五次元ぐらいのところを開けてるはずなんです。全然見えていないところを取り出してるため、ユーザさんからは訳が分かんないと言われます。しかし、線形(ライングラフ)で表示するだけでも、少しは何か意味がほんわかと見えてきた、というのが今の状態かなと思っています。
松さん:そうですね。私みたいなプロじゃ無い書きてからすると、このグラフを90度ひっくり返して、文章の横に出てくれるとありがたいなと思っています。そしたら、原稿見ながら改善できたと思います。なんで、ここをStoryAIは感情値が低いと判断したんだろう?と悩む時に、いちいち行って戻って行って戻って繰り返していたので。だから、ウェブ解析の時のヒートマップみたいなのがあるといいですね。文章ヒートマップみたいになっていると見やすいんだろうなと思います。
川合:検討します。
プロ作家も参考にする、新人編集の視点
松さん:AIって言っても他人じゃ無いですか?何でこいつはどんな意識して、指摘したんだろうっていう意図が見えてくると思うんですよね。
川合:はい。
松さん:新人編集だった時期に、新人のトンチンカンな意見でもありがたいと言ってくださる先生がいらっしゃったんですよ。「なんでですか?」って聞いたら、なんでこいつはこんなところに目をつけたんだろうという風に思考に新しい視点が入るからだと。仮に、言っていることがめちゃくちゃでトンチンカンだったとしても、こっちが違和感がないところに目をつけてきたということは、何かあるのかもしれないと。
松さん:なので、同じ効果が期待できるのかなと。原稿のジャンルが違っていて、仮に全然こっちの意図を汲んでくれないAIだったとしても、また一歩深く考えるきっかけになるのかなと。
川合:ありがとうございます。そうですね。自分で書いてるとメタ視点を持てないので、なかなか違う思考になりません。そして、まだ校正していない作品を誰かに読ませるの怖いじゃないですか?その時に、これをそっと掛けてあげるとメタ視点でここに問題があるんじゃないかな?みたいなことが彼(=StoryAI)はそっと言ってくるので、苦しくはないですよね?ところが、人間だと顔見えているので、「わかってないじゃん!」って言いやすいんですよね。すると、そこで思考停止してしまう。でも、(StoryAIだと)「分かってないじゃん!」と言っても相手がコンピューターなので、怒るに怒れないですよね。
松さん:そうそうそう。(笑)
技術書店11は7月10日より開催。「中国と仕事をするときの技術」はオンラインで発売
松さん:こちらですね「中国と仕事をするときの技術 テック企業の営業職の人に役立つ話」という名前で書いているんですけど、主にですね、中国との間にグレートファイアウォール(=金盾)という(インターネット上の)壁があるんですね。
川合:はい。
松さん:その壁を超えて、通信する時にどんな苦労があるのか?という基本的なことを記載しています。
川合:そうなんですね。特にxR関連ではないんですね?
松さん:そうですね、動画業界の人が詰まるであろうという点がたくさん書いています。
川合:なるほど。大容量のデータを渡さないといけない時にグレートファイアウォールで止められたり、昨日は使えたのに、今日は使えないとかそういう話ですね?(川合の前職はこの手の話のプロです)
松さん:まさにその通りで、特に営業職の人間を対象に書いているので、そのレベルにいく一歩手前の話ですね。相手がVPNっていうに入っていたら繋がる事があるから、でもその人だけが繋がるだけで、全部が繋がるわけじゃないからとかそのレベルで書いています。
川合:それはどこで販売するんですか?
松さん:技術書店というオンライン/オフラインイベントのオンラインの方で7月10日(土)から行われますので、そちらで販売されます。今回は紙版は出しません。
川合:そうなんですね、ありがとうございます。今回はオフラインでは発売せずにオンラインのみということで、松さんが7月10日の技術書店#11スタート時から購入できます「中国と仕事をするときの技術 テック企業の営業職の人に役立つ話」という同人誌がでますので、是非ですね中国とやりとりする時に困っている方はご購入いただければと思います。
エンディング
川合:それではですね、漫画編集から転身されてxR分野に進まれた松さんでした。松さんどうもありがとうございました。
松さん:どうもありがとうございました。
本記事のPodcastの配信はこちら
https://anchor.fm/alrma-wave/episodes/StoryAI-e147ejd このほかにも、Apple Podcast, Spotify, Google Podcastなどでもご視聴いただけます。
本記事のグラフ

StoryAIを使ってみませんか?
上記のようなコンテンツ状態をグラフで把握し、チーム内で共有することで、コンテンツの中身をリリース前にPDCAで改訂していく事が出来ます。
まずは、フリーでお試しください。法人様には特別なサポートやコンサルティングをおつけしたサービスをご提供しております。
個人のフリーアカウント登録はこちら
Safariの方は表示されないため、お手数ですが、画面をスクロールしていただき「選べるプランをご用意しました。」まで進んでいただければと思います。
法人様のお問い合わせはこちら