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過剰にカイゼンするとカイアクになる

私は常に思っていることがあります。
 
 サービスは作る事に意味はなく使ってもらう事に意味があるのではないかということです。故に誰かの意見だけで動くと本質的ではなくなります。ペルソナユーザーの行動を注意深くサイレントでチェックすることが大事です。Full storyやReproが役に立ちます。
 
 結局、とんでも無いバグがない限りは修正しない方がよく、それよりも使い方を粘り強く教える方が良いです。車のUIやUXがいきなり変わったら嫌でしょ。人は慣れるまでに時間が掛かるので、認知されないところはマーケティングでカバーする方がユーザーも獲得できて良いと僕は思っています。
 
 もちろん、世界観を上手く伝えるPR的な手法が良いのはもちろんです。
 

目次

  1. 作らない正義
  2. 大本は変わらない
  3. B2Bはインフラのほうが重要
  4. 砂漠でラーメンを売ってはいけない
  5. 関係ないこと
 

作らない正義

 だから僕は焦っては作らない。何がダメなのかをできるチームで充分に中で煮詰めてから出すで十分。なぜなら、いつでも作れるから。それよりもより多くのユーザーを獲得した方がいい。その方がより多くのフィードバックが来るし統計学的に処理が出来るからです。
 
 要は、アップデート主体は今に始まったことではなく、昔からみんなやってる事。ユーザーからのフィードバックを即時反映していいのはおもてなしだったり、改善すべきと認識して放置していた部分と自分たちでは気がついていなかった部分のみ直すべきだと信じています。
 
 私は最近サービス開発は途中までやったら止めなさいと言ってる。過剰にやりすぎてお金を溶かすだけだから。そんなのはお金がある人がやるべきことで、まずは多くのユーザーに使ってもらい、次期バージョンに反映することぐらいでいい。どのみちファーストサービスは捨てることになるのだから。
 
 サイレントチェックでわかったのはユーザーは思ったとおりに行動しているということ。そして、認知が足りないため機能が使えていなかったこと。つまりは、知ってもらう努力をすればよかったと反省しています。お金の使い方を間違えていたのです。
 

大本は変わらない

 Appleの製品もサービスも現場での細かい調整はあるにしても大元は変わらないのです。それは、変えないことに意味があるからです。長く生き残るためには変化は自らの意思と外部環境変化以外にあってはいけません。人の意見だけで変化しすぎないことが大事なのです。
 
 なぜ、多くのサービスがユーザーの意見で改善されてしまうのかというと、自信がないからだとおもいます。自身を持って作れば自ずとユーザーはついてきます。つまり、リリースするまでのフィードバックはそれ以後と大きく異なる事になる。港からでなければ大海の荒波は理解できないわけです。
 
 というのが、一度サービスを出して失敗したときの経験談。基本的にユーザーの意見で作るものと自分たちの理想で作るものは分けたので、キャッシュカウを作りつつ、理想を追い求める状態にはなるはずです。
 
 ちなみにUIが古臭いことがサービスの価値を下げることにはなりません。ちょいダサぐらいがちょうどいいのです。最初からマジョリティが使えるようにしましょう。サービスは尖っていてもいいすが、UIは80歳でも使えなければアウトです。
 

B2Bはインフラのほうが重要

 逆にB2Bのサービスは強引にそこで使ってもらえ慣れてしまうこため、クソUIでも、最高の体験になってしまいます。それよりも、サーバーが落ちないことのほうがずっと大切なのです。事業の継続性が求められます。個人と法人の違いはここにあります。
 
 結局最強時代のフジテレビもジャンプもユーザーフィードバックがあったから勝てた。そして、反映させるかどうかはギリギリまで悩んだ。ユーザーが欲しいものを吸収し、クリエイターなりのアウトプットに変えることが大切です。迎合してはいけないのです。
 
 ちなみに、最初のユーザーのうち最後まで残るのは稀有で、圧倒的なボリュームのユーザーが後ろに控えています。マスと戦うというのはそういうことなんだなと、最近思いました。
 

砂漠でラーメンを売ってはいけない

 フェイスブックは、インターネットをマーケティング対象のプレイスとしていませんでした。ハイレベルな大学でした。ミクシィもです。つまりは、存在するマーケットにフリーライドしたのです。砂漠でラーメンを売ったわけではありません。皆、そこを履き違えています。
 
 つまり、最近のスタートアップの開発手法は弱者の戦略から成り立っています。そして、ベンチャーキャピタル向けのプレゼン主体だからこそそのようになっていますが、実際に投資されるのは多くの顧客からお金をもらえているサービスだけです。商売の原理原則から外れてはいけません。
 

関係ないこと

 最後に5Gになってもなにもかわらないです。それよりも衛星通信が当たり前になった世界のほうがずっと変わります。もう私達は宇宙時代に入っているのです。通信速度が上がれば大量のリッチコンテンツをみんなが流し、みんなが消費するので、すぐに食い尽くされるでしょう。
 
 ただし、法人はカメラ情報がそのまま伝送できたり、エッジコンピューティングで処理しなければいけなかった処理が、全部クラウドに投げても間に合うようになったりと、大容量転送が可能になった事による恩恵はあると思います。ただ、移動体で有線が引けない処の代替手段として普及するという話であって、固定回線でも難しい処理はやっぱり対応できないという話でもあります。
 
 そして、日本人がとかはあまり関係ないです。なぜなら、世界中でそのチャンスを伺っている野心家は沢山いるからです。ですから、世界で活躍したければ日本人をある意味捨てたほうが良いのです。日本人の前に地球人です。スーパージ・地球人になってください。
 

このブログの解析結果

kaizen

 

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