VISIONが整理できていないので、色々調べたら、ミッションとヴィジョンが分離できてない会社がかなり多い。...
隣りにいることが大切だった
リモートでも、シェアオフィスでも「働くことはできる」。しかし、「できる」と「やる」は大きく違う。メルカリ躍進の背景には、優秀な人材の自律性を重んじる企業文化と、密な対面コミュニケーションでの連携という“メルカリ流の働き方”があった。
メルカリさんのCFO小泉さんのインタビュー記事です。働くって何か?みたいなものをすごくうまくやっているのがメルカリさんなんですが、わたしはこの引用した部分がすごく重要だなと感じています。
いわゆる国もテレワーク待ったなしみたいな状態になっていますが、リモートワークが主になることはありえないだろうな、というのがメルカリの見解であり、わたしの見解でもあります。実質、リモートワークを中心に、東京と北海道を、時にはオーストラリアをSlackで繋いで、GithubとQiitaチームで情報をホストし、ビデオ会議はappear.in、ドキュメントの管理にはGoogleDriveを使って蜜にやってきたつもりでした。
そして、限界まで全員を追い込んだ上での12月のリリース。プレスリリースまでは成功です。しかし、そこからのイテレーションがうまく行きません。プロジェクトだから3ヶ月から半年は勢いで持ちますが、顔をもほとんど合わせず、ただ動画とテキストだけでうまくわけがありません。
コミュニケーションとは、そもそもお互いの持つ空気感を細かく繋いでいく行為です。だから、長く一緒に入られるわけだし、ひとつになる事がすごく重要で、たしかに顔を合わせないほうが生産性が高い場合もありますが、いざ問題が起こった場合に対する解決策の提示などはやはり隣に居ないことには、始まらないのです。
テキストだけでは、すべてを伝えなければ先に進みませんが隣にて、こことかそことか伝えるだけでだいたい「あぁ」となって2分程度で住むのがほとんどです。だからプレゼン資料だけでは伝わらないのと一緒なのです。
細かい意図が伝わらないことで、メンバーが離れるという経験もしましたし、連絡が途絶えるインターンというのも何度も経験しました。(それはそれで礼儀を失していると思います。社会ではそんなの通用しませんから)
確かに言い方の問題はあるにせよ、わたしはマネジャータイプではないので、厳しく言ってしまいます。こっちの本気度が伝わらないのが真面目に理解されずかなり凹んだこともありました。遊びで会社やるほど裕福ではないので、そういうものをどうすれば伝えていけるのかという点において、次のステージにいかねばいけない時が来たんだなと思いました。
逆に社外でわたしをサポートしてくれている方とはかなり密なコミュニケーションを取れている状態になっていて、どうしてそれが出来るのかというと単純に社会人経験と人生経験の差でお互いが能力を補える相互補完関係になっているからでした。
ですが、それをチームメンバーには求めていないのです。むしろ成長をしっかりしていければいいだろうと考えていましたが、次のレベルに上る前に挫折する人が多くなります。結果、チームの再編が必要になったわけですが、やはりface to faceで仕事がしたいなと、プロ同士でしっかり大きくドライブしていきたいな、そう真剣に考えています。