「機械なんかに人を感動させる物語は、つくれっこない」 ...
作品と売上との相関と伝える能力
作品と売上相関と伝える能力にはやはり大きなつながりが見えてきます。
30億円台の作品「電車男」
ヘッダーの画像は、2000年代前半に制作された30億円台の電車男のグラフになります。まだチューンが完全に終わる前の演算結果なのですが、後半に向かって徐々に上がっていき中盤でつまづき、三幕の手前で最大化して、その後はゆっくりと下げていくような流れになります。
青はシーンの連なり、赤はストーリーの流れになります。シーンで見てみると、三幕はアップダウンが激しく見えていますが、ストーリー全体はそうでもないというふうに見えます。

伝説の脚本家の作品「砂の器(1974年版)」
ここで大事なのは、伝説級の作家が書いたものと比較したとき、何が違うのかという点です。もちろん、尺もテーマも全く異なるので、比較してはいけないのですが、たぶん伝えたいものを伝えたいように書ける能力を有しているというのが、伝説級の人の特徴なのではないかと思いました。
実際に、私はこの下の脚本をデータ整形するために何度も読み込んでいるのですが、読んでいるだけで涙腺と心にぐっと来てしまうぐらい素晴らしい作品でした。
昭和の名作と言われる作品はこのようなものが多いのですが、伝えたいことを伝えられるということは監督にもうまく伝わっていて、変なふうに作らない筈です。(その人が変じゃなければ)
演出が脚本を殺すパターンというのはそこまで無いはずなので(アメリカでそれをやったら業界からBANされるはずですから)、やはり伝えるを豊かにすることはとても大事なことだと思いました。
ちなみに、どちらも原作ありで、誰しもが知っている作品です。下の伝説級の人が書いたものは、伝説の作家の伝説の作品が原作でもあります。
ようは、当時の国民認知率が8割ぐらい認知されているものや、全世界に伝わっているような作品は機械でも十分わかるということです。
次は早く、七人の侍を解析したいです。持っていないので探してこないといけないのですが。。。

クーポンのご案内
ということで、この2つの作品のうちどちらかでも当てた方には、StoryAIの解析行数を1万行にアップするクーポンを差し上げます。
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2万行というのは10作品分に相当しますので、10ヶ月分だと思っていただければと思います。つまり、Free版を利用する方でクーポンを持っている方と持っていない方では、10倍早く良い作品を作れるということです。
どんどん書いて、どんどん解析して、自分だけでPDCAを回していきましょう!
(本記事は2020年8月上旬に掲載した記事を一部修正して掲載しており、記事中の先行登録キャンペーンは終了しております。)