ピクサー無料講座「ストーリーテリングの技法」日本語訳その24
カーン・アカデミーで公開中のピクサーの無料講座「ストーリーテリングの技法」の日本語訳を公開いたします。
今回は、レッスン4「ストーリーストラクチャー」より、4つ目の動画Spaceの翻訳です。
これまでの翻訳はこちらです。
レッスン1
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」1
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」2
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」3
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」4
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」5
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」6
レッスン2
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」7
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」8
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」9
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」10
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」11
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」12
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」13
レッスン3
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」14
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」15
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」16
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」17
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」18
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」19
- ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」20
レッスン4
※本記事のキャプチャーはすべて、カーン・アカデミーで公開中のピクサーの無料講座「ストーリーテリングの技法」レッスン4の4つ目の動画からのものです。また、カーン・アカデミーが掲載している米Pixar社の動画教育コンテンツに許可を得て翻訳し掲載しておりますが、Pixar社が本動画に正式な日本語訳を付与した場合にはそちらが正しいため、本コンテンツの掲載を取りやめる可能性があることをご理解ください。


この写真を見れば、歩道の平行線がより遠く進むと、お互いにもっと近づくように見えます。また、一番近いボールがフレームにより下にあって、遠く離れているよう見えるとともに、遠方にあるものがお互いにより近いように見えるし、明らかにずっと小さいです。
私たちはストーリーボードを描いているときに、奥行きの錯視を創り出すため、この特性を模倣します。これは線遠近法として知られています。縦横の線を配置することによって、空間または遠ざかっていく道のように奥行きの錯視が作れます。フレームの下のところにより重い重さと、上の方により少ない重さを使うと、より遠く進んでいるように見えることができます。より遠くにあるように見えるため、より上の方にし、フレームの中の要素の位置を使って、錯視を強めます。

より遠くに見えるに物を小さくして、大きさの違いと結合すると奥行き手がかりとして位置を使うのがもっと効率的です。
ストーリーボードとコンセプトアートに空間の錯視はどのように創り出しているか見てみましょう。


これは、このストーリーボードの一連が大好きです。これが家が上に飛んでいくとき、2次元平面に奥行きを創り出す方法が背景に消失点を与えることで、一点透視図法が簡単に言うと一箇所に奥行きを見せています。
だから、例えば、ここにある点に見て、そしてあそこが消失点で、横断する地平線のような線があって、そしてすべての線がその一点に交わります。ここに見てみると、あそこに向け、この下がっている線のように、その線もあそこに向かっていて、そしてそこに向かっているこれらの線、またこれがあそこに向かっていて、そしてどうやら全部がそれに向かっていて、遠方に形はどのように見えるのか、簡単な方法を与えてくれます。

例えば、この車に見ると、普段動き出すところのように、ブロックから始めようとします。その見方が簡単だから。これがブロック、そしてここにあるのがブロック、ご覧の通り、ますます小さくなります。このようなほんとに単純な幾何学的図形があって、一番大きなビルまでにもあります。皆がただ単純な幾何学的図形です。


このイメージについて大好きなところを一つのは皆に席があって、そしてボッブ、スーパーヒーローだはず、立派な男が柱がある席その一つを与えられます。空間は説明されている、感情的な部分があって、ボッブが当然すべきことをしていなくて、やりたいことには自由がありません。空間は彼が圧迫されるということを伝えています。この大男が小さくて狭いスペースに圧迫されて、それでここに見ているスペースで彼がまるで投獄されているのようです。


アーチストの頭にこの碁盤の目の形が等しい長さだと知っているので、遠方にある曲線が、カーブを曲がってくることに運動覚によく与えてくれます。カーブを曲がってくるとその形のより大きなバージョンがより小さなバージョンに減少すると空間感覚を与えてくれます。
また、方向性のことで、活気のないように感じるボックスがあって、もっと行動的な形があるライトニング・マックイーンより遅いかもしれませんが、皆がライトニング・マックイーンに向かっていることによって、私たちはどこに見るかを常に知って、彼らが私たちの目をひかれさせるに役に立ちます。
つまり、線の書き方も私たちの目をあそこに向かわせるから、本当に強制します。

自分の周りになにかがあるように教えるための視覚的手掛かりがなければ、隅もない部屋にいる、すべてはただぶっ飛ばせて、純粋な白色光だけです。
「どこかここに壁があるのが知ってるけど、自分の目の前にあるのか、1,000フィート先なのか?」のように考え始めます。それもわからなくて、方向感覚を失わせるので、これらがすべて取り除いているまで、毎日にこれらに頼ることが気付きます。それをストーリーテリングに頼るけど、ただすべてを取り除くとどうなりますか?だから抽象的思考シーケンスに、部屋に初めにある背景とすべての視覚的手掛かりを取り除こう、ただ空間に試みようと思いました。

Activity 3: Space
パートA:上の画像を少しの間調べてから、次の質問に答えてください
・奥行きの錯覚はどのようにして達成されますか?
・サイズの違いを示すオブジェクトはありますか?
・形や線がこのシーンの奥行きにどのように影響するかがわかりますか?
お気に入りの映画から見つけたフレームを使用して、同じ質問に答えてみてください。
パートB:以下を試してください。
・紙の上に水平線を引き、その上に「x」を置きます。これはあなたの消失点になります。
・次に、消失点の左と右に、サイズの異なる正方形を上、下、一部に描画します。
・定規を使用して、消失点に最も近い角を直線で結び、奥行き感を確立できるかどうかを確認します。
以下は参考として部分的に完成した例です。

パートC:元のストーリーから、線やオブジェクトの配置、重み、位置、サイズを使用して奥行きの錯覚を表示する画像を作成してみてください。