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3-3 テーマ | ストーリー構成 | PIXAR IN A BOX

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ピクサー無料講座「ストーリーテリングの技法」日本語訳その16

カーン・アカデミーで公開中のピクサーの無料講座「ストーリーテリングの技法」の日本語訳を公開いたします。

今回は、レッスン3「ストーリーストラクチャー」より、16個目の動画「テーマ」の翻訳です。

これまでの翻訳はこちらです。

レッスン1

  • ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」1
  • ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」2
  • ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」3
  • ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」4
  • ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」5
  • ピクサー・イン・ア・ボックス「ストーリーテリングの技法」6
  • レッスン2

    レッスン3

    ※本記事のキャプチャーはすべて、カーン・アカデミーで公開中のピクサーの無料講座「ストーリーテリングの技法」レッスン3の3つ目の動画テーマからのものです。また、カーン・アカデミーが掲載している米Pixar社の動画教育コンテンツに許可を得て翻訳し掲載しておりますが、Pixar社が本動画に正式な日本語訳を付与した場合にはそちらが正しいため、本コンテンツの掲載を取りやめる可能性があることをご理解ください。

    テーマ

    (デレク)前回の動画では構成はビートの連続で、大きな第一歩ということを話しました。
    ストーリーを作るプロセスの中で、私たちは一歩戻って何がストーリーのすべての個々のイベントをつなぎ合わせるか考えなくてはなりません。
    そうするために私たちはしばしばストーリーテラーに次のシンプルな質問を投げかけます。

    ストーリーの中で何が言いたいんですか?と。

    この質問をするとき、私たちはテーマと呼ばれるものを理解しようとしています。

    テーマはストーリーの最後にメインキャラクターが教訓として得られるものにつながります。

    例えば、カーズの教訓は人生において勝つことよりも重要なことがあるということかもしれません。

    そして何千年もの間、人々は教訓をストーリーに織り込んできました。

    ストーリースパインのエクササイズはステップとストーリーの教訓で終わっていたことも思い出してください。

    教訓はあなたのすべてのストーリービートがより大きなポイントを横断するために働くことを確かめるのに役立ちます。

    ピクサーのストーリーテラーにテーマについてどう考えているか聞いて確かめてみましょう。

    「テーマについてどう考えますか?」

    (メアリー)観客が映画が終わって立ち去るとき、そして一ヶ月後に友達に「この映画大好き」というとき、それは映画にどうあってほしいかということです。

    Mr.インクレディブルのような映画では、今の所「あぁ、たくさんのスーパーヒーローが出てきて犯罪と戦う映画だよ」と言えるでしょう。

    しかしより深いテーマについて尋ねるときはテーマについてこう話すでしょう。

    「ある男がアイデンティティを失っていて、彼が家族と再び繋がっていくことで失っていたアイデンティティを取り戻していく映画だよ」

    彼の家族の一員としてのアイデンティティと、スーパーチームの一員としてのアイデンティティを。

    (ケヴィン)私は1999年にアイアンジャイアントという素晴らしい映画で働いており、その映画のテーマは「君はなりたい自分を選べる」というものでした。

    (ジェームズ)トイストーリー3のようにテーマの一つは、愛することを学び、愛することを学ぶということは、手放すことを学ぶということでした。

    (ロバート)もしコアなアイデアやテーマがない映画を見たとき、あまり記憶に残らず、後でその映画について考えようと思っても思い出せません。なぜなら統一されたテーマがないからです。

    「テーマはどのようにストーリー構成に結びつきますか?」

    (ジェームズ)テーマは基本的にキャラクターが必要なもののためにやりたいことを手放す理由になっています。

    (メアリー)いつも主人公のゴールを知ってストーリーが始まり、またそのゴールこそ彼らの「やりたいこと・欲しいもの」です。
    したがってキャラクターは「やりたいこと・欲しいもの」の後を追っています。

    しかししばしばキャラクターは「やりたいこと・欲しいもの」は実は必要なものではなく、必要なものはよりずっと重要であることに気づきます。

    必要なものを見つけるということは大抵その映画のテーマになります。

    (ケヴィン)テーマは何で、何を言おうとしているかわかると、ドラマティックなイベントの連続を作り出すことができ、主人公のドラマティックな課題を作り出せるようになります。変わらなければならないこと、そして映画のテーマによって影響されなければならないことを気づくために。

    「ストーリーを始める前にテーマを知っておかなければならないですか?」

    (ロバート)ストーリーを始める前にそのストーリーのテーマや教訓を知ることが重要になります。
    しかし、時々映画を作っている最中にその教訓を発見することがあります。そしてそれは実際には予想していたものと違ったものになります。

    (エミリー)インサイドヘッドを思い浮かべる時、この明確な疑問から始まりました。

    「もしヨロコビを失ったら何が起こるでしょう?」

    そして数年間の間ストーリーの真ん中にある焦点は、ヨロコビを失い、ヨロコビとビビリがライリーの頭の中を冒険することでした。

ヨロコビはライリーの人生の中にカナシミにも役割があることを学び、カナシミも仲間入りさせる必要があるというひらめきがありました。

したがってカナシミを受け入れるという学びが大きなテーマになりました。

(ジェームズ)1日目に考えたことによって自分の限界を決めたいとは思わないでしょう。
あなたはテーマを成長させ、そしてより深くリッチに、より考え抜き、進化させたいと思うはずです。

(デレク)一つ明確に言えることは、あなたはテーマから始める必要はないのです。
しかしストーリーテリングのプロセスの終わりには明確に伝えられるようになっておくべきです。

そしてテーマがなんであろうと、通常テーマはメインキャラクターの必要なものにつながっています。
それはメインキャラクターが人生で成功するためにしなければならないこと、知らなければならないこと、学ばなければいけないことです。

次のエクササイズではあなたの好きな映画3つの中でのテーマや教訓を明確にして、同様にあなたのストーリーでは何を言いたいかを考えます。

エクササイズ2
パートA:あなたの好きな映画の教訓やテーマを書き出してみましょう。あなたは映画の最後までにメインキャラクターが学ぶ教訓を明らかにできますか?

パートB:あなた自身の人生からストーリーを考えてみてください。あなたのストーリーは何が教訓になりますか?あなたは何を学びましたか?そしてそれはなぜですか?

パートC:あなたの作っているストーリーに戻って以下のことを試してみましょう。
・あなたのストーリーの教訓を出すためにブレインストーミングしてみましょう。(キャラクターの教訓からあなたのメインキャラクターの必要なものを思い出してみましょう)
・そして最後に教訓をはっきりさせるためにもう一度オリジナルのストーリースパインを伝えてみましょう。

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