fictaにはなぜAI(人工知能)が必要なのか?

fictaにはAI(人工知能)が必要ですが、なぜ必要なのでしょうか?

今日はその秘密に迫りたいと思います。

fictaのAIは基礎研究というよりは応用であり、裏にはIBM Watsonと GoogleNationalLangage APIを利用し、その出力結果を元に演算して解析しています。これだけ聞くと大したことがないように思えます。

実質このプロトタイプα版は1週間で構築したもので、AIを使った解析エンジン自体がすごいのではなく、そこに至った人の叡智、アルゴリズムの組み合わせがシンプルかつ的確だったのが良かったと思っています。

だからといってAIとAIの周りにある関連技術がすごいというわけではなく、誤解がないように言うと、現代の人間を凌駕したAI(人工知能)という表現よりも、数千年間の人間の戦いから特定のマニューシャ(特徴点)を見つけ出し、汎用化=数式化することで戦いに勝った、ハビサル氏ということにほかなりません。つまり、科学者 vs 有段者だったと置き換えられます。その有段者が得た時間を、並列計算するコンピュータが並列した時間の総数で歴史に打ち勝ったというのが事実だったと思います。

数理モデル的に問題ないという部分においては証明できたため、これをよりディティール深く構築していく必要があります。また、文意/文節の解釈の問題を現在はWatsonとGoogleに全て任せていますが、これを近い将来に自前で持っている必要もあります。

しかし、そこには少し知恵が要ります。

さて、話を戻すとfictaの基本的な使い方は、創作です。

創作は孤独な行為です。自分が作っているものが誰かに評価されるのか、そうでないのか、世に出すまではわかりません。そうなると、ユーザーにとって客観的に判断してくれる【誰か】が必要になってきます。そこをサポートするのがfictaです。

このサポートは人が行っても良いでしょう。今でも十分リモートで行えばいいだけですから。しかし、それすらも見せたくなという人には、このAIがそっとサポートしてくれると言うのが良いでしょう。外部環境からの判断ではなく、作品の本質に迫る文意からの解釈。

最初は、上がり下がりだけで、読み手の感情がどう動くかを予想することぐらいしか出来ませんし、主人公の気持ちがそのシーンでどのように変化するかぐらいしか評価できないかもしれません。しかし、自分が設定した目標指標との乖離をどのように是正すれば、近づけるのかを客観的に判断できるのだったら?

それはユーザーの大きな力になると思います。幾つかの問題を乗り越える必要がありますが、必ず完成にこぎつけたいと思います。

まずは、現在のα版を近々一般公開したいと思っており、本番環境への実装を3月には行う予定です。こちらはWatson等を利用している関係上、有償版を課金していただいた方にのみ提供しようと考えております。

引き続きよろしくお願いいたします。

 

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